ほうれ線の語源、その由来を、辞書で調べてみました。
言葉そのものの由来は、中国の面相学からきている…

まず、goo辞書では…
人相学(観相学)で鼻唇溝(びしんこう)のこと。 [補説]語源未詳。中国の面相学では法令紋という。また、長寿のしるしとして豊齢線、豊麗線とも書く。
とあります。
ウィキペディアをみてみると…
ほうれい線(ほうれいせん、漢字表記:豊麗線、法令線、豊齢線[1])とは、ヒトの鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線。しわでは無く、頬の境界線である。
語源は中国の面相学における「法令紋」に由来する。「豊麗線」、「豊齢線」は当て字。「頬齢(ほおれい)線」という表記も見られるが、語源的には誤りである。英語では Nasolabial fold と言う。
医学関連分野(美容外科学も含む)の専門用語では鼻唇溝(びしんこう。英語:Nasolabial Fold)と呼ばれる。
主に加齢によって中年以降に目立ち始めることが多く、若年期までは目立たない人もいる。ほうれい線の深さは見た目の年齢を大きく左右する。
とあり、原因として…
原因としては以下のものが挙げられている。
加齢、乾燥、喫煙、ストレス、紫外線、バランスの偏った食事、ビタミンC不足、コラーゲン不足
と記述されています。
ようするに、言葉そのものの由来は、中国の面相学からきているようです。
で、なんでこのシワをほうれい線と呼ぶのかについては、別の説もあります。
東洋医学の先生は、骨盤の異常を見分けるのに、顔のシワをみて診断したそうです。
骨盤ば曲がってまっすぐに歩けないヒトは、シワの左右の太さや長さが違う…つまり、「法令を守れないヒト」。
逆に、シワが左右対称なヒトは「法令の線をまっすぐに生きるヒト」。
このように例えて、このしわを「法令線」といったのが始まりだそうです。
また、ほうれい線は、豊麗線と表記されることもあります。
これは、豊かに歳を重ねることで目立ってくる線…という意味で、人相学的には吉の相だといわれています。
でも、このほうれい線、美容の面で言うと、ちょっと違ってきます。
豊かに歳を重ねることはいいことですが、モロに歳が顔に表現され、あるのとないのでは、見た目年齢に大きな差が生まれます。
一説では、ほうれい線が深く目立ってくると、5才~10才、老けて見られる…といわれています。
だから、女性の悩みの中でも、このほうれい線の悩みがいつもトップクラスにきていることに、ヘンに納得がいきます。
何とか解消したい、目立たなくしたい…そして、少しでも若く見られたい…この願望は、ほとんどの女性が歳を重ねると意識するものです。
解消法は、いろいろあります。
頬の筋肉を刺激するエクササイズも、いろんな方法が紹介されています。
でも、普段忙しくて特別にケアできない方には、化粧品によるほうれい線の解消法があります。
最近では、ほうれい線の原因とメカニズムの解明によって、効果的な化粧品が数多く販売されています。
自分の肌にあった効果的で安全な化粧品を選んで、こまめにケアすることがポイントです。